r119 高取町高取（明日香村・吉野町・大淀町境）

地図

意味もなく記念撮影。この芋峠は高取町・明日香村・吉野町・大淀町の境が１点で交差している。ピンポイントの境界点はこの写真でいえば標識すぐ右側（写真では切れてしまっている辺り）の崖のあたりのようだ。

その交点そばには、万葉集の研究で有名な故犬飼孝氏の文章を引用した看板がたっている。この道もやはり古道なのだ。

１枚目の画像に写っている標識のすぐ手前、峠から西（高取城方向）へ怪しげな車道が分岐している。地図によればすぐ車道は消えるようだ。奈良森林管理事務所の看板があり、このあたりが国有林だということが分かる。

一方標識の北側にも登山道が西へ向かっている。こちらは高取城の文字もあり、一応交通不能区間を繋いでいるようなのだが…。

すぐにこうなった。正面へいかにも続きそうな道は行き止まりで、高取城へは斜面を登れ…って、これはすでに道じゃない！　ハイカーの人も時々みかけるのだが、彼らはどこを歩いているのだろうか？

さっきの県道近くに戻って来るとこんな看板が。竜在峠とはr37近くだが、歩道とはいえ途中に激坂下り（たぶん階段）があり、どういう状態かは定かではない。ただ、少なくとも昔から４方向の交差点だったことは間違いないようだ。