r224 川上村入野波地内
地図
R169 から分岐し大迫ダム堰堤の上を通って3つめのトンネルを抜けると入野波の温泉街に到達する。奈良交通のバスはここまで入っていた。
ヘアピンカーブを下りこむと大迫ダムのダム湖を橋で渡る。
(写真は逆方向を撮影)
橋を渡ったところから右に分岐する道路も r226 である。確か長期間通行止になっていた路線だが当日は通行可能なようだった。こちらの道はあめふらしさんの「3ケタ国道走行記」にあるレポートに詳しい。
しばらくはダム湖南岸を通過する。
(写真は逆方向を撮影)
いよいよ道幅が1.5車線くらいになる。勾配がそれほどないのは救いである。
さっきの橋から1.5kmほど。分かりにくい三叉路に行き当たる。右方向は完全1.0車線で近寄りたくないのだが県道は右。帰り道ミスコースしたのかバイクが左側の道から現れた。左は行き止ま林道のはずなのだが…。
今度は1kmほどでまた分岐。ただし右側はチェーンゲートがあり県道でないことはすぐに分かる。地図上でこことさっきの分岐を見間違えるとミスコースのもとである。
さらに1kmほど。小屋が立ち並ぶ場所に出てきた。実はこの先に登山者向けの駐車場がありそこの管理小屋もここに建っている。この先は徒歩で進むことにした。
路上に積もった落ち葉の数が増えた。この先の右側には今にも崩れ落ちそうな巨岩があったりする。
ここに来るまでも落石は目撃したが、これも明らかにおかしい。だいたいガードレールの下に自然に土が堆積するわけがなく、崩土を取り除いた跡なのだろう。
一番困ったのがここ。やはり酷険道に突入するには装備が必要だと思わされた瞬間。といっても私の車にはスコップも枝切り鋏もツルハシもないのだが。
これがその駐車場。行者還トンネルそばの駐車場に似た雰囲気である。もっともこちらは勾配が緩いのでおだやか。
その角を曲がった先ですぐにY字路になっていて点線県道は左側(写真の方向)になる。なお、この通行止の看板は車に対してのアピールではなく、大台が原へ出る登山道が落橋のため通行できなくなっている掲示である。
ちなみにY字の右側は行き止ま林道。ゲートの前に車を置かないよう看板が立てられている。