r226 上北山村小橡地内
地図
上北山村役場近くで R169 と分岐して約7kmほどだろうか、三叉路が現れる。県道は「小処温泉」の方向へ右折する。直進方向はしばらく進むとヘアピンカーブになり、その先は舗装林道で r40 まで繋がっている。
その分岐から1.5kmほどで小処(こどころ)温泉に到着。ここまでの狭い道で疲れた体が癒される温泉である。
と、目的地は温泉ではなかった。軽トラの後ろを通っているのが県道である。
温泉の向かいから坂道が伸びていて大台ヶ原へ向かう登山道に連絡するらしい。登山道に強い(?)ProAtras にも見当たらないルートだが、温泉の500mくらい手前から分岐する林道があり、その林道を経由して尾根筋の登山道に入れるらしい。恐らく林道から温泉へショートカットする歩道を後から作ったのだろう。
そうこうするうちに橋が。先に見えている看板を読むとこの先は林道のような雰囲気だ。地図をよく見れば r226 は大台ヶ原への車道分岐以後川は渡っていない。ということはここが端点なんだろうか? それにしては地図と道路の線形が違うので戸惑うのだが。
道の正面はこのように砂防ダムが行く手を阻んでいる。これだけの水量のある川なら地図にかかれていて当然だが、だとするとやはりここが端点か。もしここが本当に端点のクラガリ又谷分かれだとすると、ここから先に道がないのは、「以前は谷筋に道があったが土砂崩落があったため、砂防ダムを作ってこれ以上谷が崩れないようにした。その代償として廃道化した」のかも知れない。
なお、SuperMapple の地図をお借りすると、クラガリ又より先はこういうルートになっているらしい(平成11年道路交通センサス地図を参考に描画)。赤い線が綺麗に道をトレースできていないのは御容赦いただきたい。