平石峠 2007 夏
取材:2007年7月
前の職場からの友人であるKくんが、「弟から車を借りているので見にこない?」とのこと。なんでも自分の車の故障中に代車としてパジェロJrを借りたらしい。せっかくAWDクロカン車に乗れるので面白いところはない?というので、前回オフで行けなかった平石峠を目指すことにした。
【お断り】もはやごまかしようがないので正直に告白するが、筆者のへまにより、銀塩フィルムで撮影した分はパノラマ画角になってしまっていたため、一部写真のサイズがおかしなことになってしまっている。気にしないでいただければ幸いである。
その前に、中途半端な都市計画道を建設中の場所にお邪魔。断っておくが、虎柵は我々が倒したわけではない。
さすが小型とはいえクロカン車。トラクションにはまったく不安を感じさせず最終転回点まで到達。だが、この車。軽規格の車体であることを考えると道中の道幅はかなりタイト。よくあんな3ナンバー車(どんな車かは想像してください)で夜に行こうと思うなぁ、と呆れ 感心してしまった。うちの車でも相当ギリギリだろう。いや、それ以前に登りでトラクションがかからなくなりそう。
すっかり有名になったダートヘキサでの記念撮影(?)は特にKくんが食指を動かさないのでナシ。やはりそのあたり、変t(ryの皆さんとは感覚が違うようだ。ということで、ヘキサはあっさりスルーして奥へ。以前崩落していた現場は、あいかわらずガリーがひどいものの、倒木は当然ながら片付けられている。
しかし改めて思うが、よくあんな場所に標識を持って来て建てたもんである。トラックと言っても軽トラしか通れないだろうし。標識を積んだ軽トラか。夢の中では見たような気がするけど。
あくまで夢なので間違いないよう。
この右手が前回崩落していた崖。現在も相当な水がでていて、横の川の流れがこの地点を境に急に流量が増加するのがよく分かる。傍らには「路肩注意」という富田林土木事務所の看板が。やはりこの先も府道のようだ。しかしここで路肩注意といっても車は変t(ryのみなさんの「オフロード」バイクくらいしか…。
山仕事をされる方が使うと思われる橋。といっても細い鉄板1本で補強したただの丸太。
橋の上から今来た道を振り返って撮影。が、鉄板はあってもこの橋はめちゃくちゃ不安定で、あやうくドボンと落ちるところだった。
さらにその先にはハードな橋。この鉄板橋ですら怖い思いをしたので当たり前ですがアタック断念。こんな苔の生えた木の上なんて誰が考えても滑るに決まっている。
さらに進むと、ところどころ足音がおかしくなる場所が。よーく見ると鉄板の蓋がしてあり、路上河川対策がされているよう。やはりある程度のやる気は所々に見せる腐道である。
第一階段に到着。本日の探索はここまで。
結構長い間遊んだが、出会ったのはハイカーの方2名だけ。それが逆に、箱庭的でない自然が残っているよさも出している。