北側は荒れ果てて県道の貫禄なし 奈良r173 下狭川阪原線

取材:2004年3月
奈良険道173号線は、国道369号と奈良r33奈良笠置線を結ぶ連絡県道だが、ほとんど使われていないらしい寂しい県道だ。

奈良市阪原 ここは R369 旧道。ここから r173 が単独分岐する。直進が県道。

奈良市阪原 幅員1.5m制限の標識が朽ち果てている。この周辺は1.2車線くらいある。

奈良市阪原 人家と田圃のある地帯から離れると杉木立の中へ。路面は葉っぱだらけである。

奈良市阪原 一応ガードレールはあるし、深い谷でもないので恐怖感はないが、人気がほとんどない。

奈良市下狭川 取材時期は3月というのに路面の中央には苔が…。これでは雨の後は危なくて走れない。

奈良市下狭川 途中にセンターラインのある区間もあるが、すぐに潰える。意味不明な拡幅工事だ。

奈良市下狭川 1.0車線+ガードレールに加えて中央に枯れ葉の山。二輪車泣かせである。このあたりが最狭のようだ。

奈良市下狭川 しまいには道路中央に突起物が…。たぶん夏の間はここから草が生えていたのだろう。乗り上げて転倒しそうになった。

奈良市下狭川 ゴルフ上への橋が見えると終点はすぐそこ。

奈良市下狭川 道は広くなったが、駐車場の中にいるような気分だ。

奈良市下狭川 橋を渡った先で r33 にぶつかって終点。

おまけ。

奈良市下狭川 終点側のR369旧道には一応青看があったが、r33には県道が分岐する文言は一切ない。

奈良市下狭川 というか、こっちから見ると、どこが県道なのかさっぱり分かりません。筆者はしばし悩んだのでした。


川に沿って通じる県道で勾配はほとんどないが、r33 交差点寄りの区間は路面がひどく荒れていて、周囲に田畑がない関係か北側の交通量はきわめて少ない状態のようである。R369 から笠置方面に出るなら、r47 (この区間は狭くなくてお勧め)がよいだろう。r4 は京都府区間が激狭で、観光シーズンは渋滞必至である。

酷険道慣れしている方々には、険道区間の距離が短いので 楽しむ ほどではないかもしれない。

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