行き止まり駅脱出法(東北編)
●福島交通 飯坂温泉駅
時刻表では駅を通るバスがあるように見えるのですが、福島からのバスは駅前には入りません。駅前にバスのポールはあるものの、他の交通機関に出れるものではないようです。(追記:このページをご覧になった方からの情報です)駅から東に橋を渡った所に湯野駅という停留所があり、そこから伊達方面に福島交通バスがあります。ただし本数は3〜4本しかありません。
●仙台市営地下鉄 泉中央駅
駅は仙台のベッドタウンにあたり、住宅地経由で仙台市内を結ぶ路線バスがあります。一部の高速バスも経由するようです。
●仙台市営地下鉄 富沢駅
こちらも住宅地のようですが、泉中央にはバスターミナルがあったのにこちらは大きなバスターミナルは見当たりませんでした。1つ手前の長町駅でJR線と接続している影響もあるのかもしれません。(長町にはバスターミナルがあるようです)
●JR仙石線 あおば通駅
地下鉄の仙台駅から徒歩3分ほどの場所になります。仙台駅西側のバスターミナルからも5分程度です。
●JR東北本線 利府駅
東北本線全線複線電化時に付け替えられた線路の名残り。本線の塩釜駅方面へのバスが運行されています。ちなみに、新線と旧線が合流する品井沼へのバスはなさそうでした。構内には旧国鉄型の車両が留置というより放置されています。
●JR石巻線 女川駅
全国版時刻表には何も書かれていませんが、石巻方面へ戻る路線バスはあるようです。駅舎内に温泉ができました。
●【くりこま高原鉄道 細倉マインパーク前駅】…廃止
宮交栗原バスで栗駒方面へ戻る路線はあるのですが、駅前には入っていないようです。バスは栗駒か沢辺が中心です。
●JR左沢線 左沢駅
山形から寒河江経由のバスがあるようですが、鶴岡方面へ抜けるバスはここを経由しません。
●山形鉄道 荒砥駅
未踏。今泉を経由しない山形へ直通する山交バスがあります。
●由利高原鉄道 矢島駅
結局出発点に戻ることになるのですが、羽後本荘に戻る羽後交通バスがあります。
●JR男鹿線 男鹿駅
男鹿半島へのローカル路線があるはずですが、訪問当時にはちゃんと調査をしていませんでした。
●JR岩泉線 岩泉駅
もともと、山田線茂市駅から三陸海岸の小本(ここも岩泉町)まで結ぶ計画で建設された路線だが、この岩泉が終点。近くに竜泉洞という鍾乳洞があり、かつては竜泉洞前を経由して久慈へ至る国鉄バスがありました。現在は、盛岡へ直行する早坂高原線と、小本へ向かうローカル線があり、小本へのバスが一部竜泉洞を経由しました。ただし、小本へのJRバスは2003年3月末で廃止になったようです。
●津軽鉄道 津軽中里駅
竜飛岬の南西にあたる小泊へ向かう路線バスがありますが、十三湖の西側を経由し中里に寄らない系統もあります。また、小泊から竜飛・三厩への路線バスもありません。
●弘南鉄道弘南線 黒石駅
未踏。もともとこの駅とは別に旧国鉄黒石線黒石駅があり、弘南鉄道に移管され黒石線黒石駅まで数分の距離にあったので、弘南線黒石駅に黒石線が乗り入れるようにしてそれを統合して現在の黒石駅ができたのだが、結局黒石線は廃止となり、現在はふたたび行き止まり駅に。弘前方面へのバスのほか、青森への直通バスも存在。
●弘南鉄道大鰐線 中央弘前駅
こちらも未踏。弘前駅前のターミナルから弘南バスだが、駅前にはバスが入らないため、中土手町停留所から歩く必要があります。
●JR津軽線 三厩駅
竜飛へ向かう三厩村営バスはありますが、津軽半島西側へ向かう路線バスはないようです。
●JR大湊線 大湊駅
陸奥湾を横断する航路のある陸奥脇野沢や、下北半島の交通の要衝であるむつバスターミナルへの路線バスがあります。
●【下北交通 大畑駅】
旧国鉄大畑線の終着駅で、下北交通に移管された終着駅。薬研温泉や下風呂温泉など下北半島の秘湯へのバスや、漁港として有名な大間などへのバスがあり、航路を組み合わせて半島を半周して大湊へ出ることも可能です。もともとは大間まで鉄道建設の計画があり、この計画線跡などが国道沿いに見られます。
●【南部縦貫鉄道 七戸駅】
ここも廃止になった終着駅。駅前にバスのポールがあった記憶はないのですが、もちろん路線バスそのものはあります。
● 十和田観光鉄道 十和田市駅
未踏。十和田湖へ向かう途中の焼山までのバス路線があるのですが、本数が少ない。一方八戸市街を結ぶバスが1時間に1本程度運転されています。