有料道から商店街・路地まで多重人格の 大阪r15八尾茨木線 (8)
茨木市側の風景。中央卸売市場や流通センター、大阪貨物ターミナル駅などがあるので、トラックの交通量が多い。
よくよく考えたら、重複区間は別にすると片側2車線の快走区間は鳥飼仁和寺大橋から北が初めてである。
宮島橋で安威川を渡る。左手は新幹線の車庫で、すぐ先に貨物線の高架が越えて行く。ちょうど通過するときに機関車の頭が見えたのだが写真を撮る余裕はなかった。
写真をよく見て頂きたい。直進方向が寝屋川(逆戻り)になっている。そう、ここでもミスコースをしてしまった。とうとう5回目である。
敗因は、なんとなく縮尺の粗い地図で「五叉路になっているんだな」と思った点。標識を見ても分かるが、曲がるべき交差点は十字路なのである。南からやってきた場合にはこの「島1丁目」交差点を右折する(r14の高槻方面へ向かう)のが正しいルートだ。
すぐの信号を左折する。見落とさないようにしたい。また、r14 へ右折したら、必ず左レーンを走行しておかないと入れないだろう。しかし、片側2車線の快走路(有料道路区間は除く)は時間にして10分ともたずに終わってしまった。これが r15 の運命なのかも知れない。近い番号の r13 や r14 とはえらい違いだ。
で、これである。センターラインもすぐに消えてしまった。これが r15 の本当の姿なのだろう。
この貧弱な区間にも路線バスが走っている。マイクロ系車両の割に道路の幅の相当な部分を占めている。
反対側からは大型車が…。私の記憶に間違いがなければ、マイクロの方が本数が少なくて、通常は大型車で運行されている路線がメインである。
バスが左折して去って行くとまたセンターラインがなくなった。
ほどなく順行の一方通行になる。その出口がこれ。確かにこれは狭い。
(写真は逆方向で撮影)
喜んでいられるのもここまで。水尾公園の横から今度は一方通行逆行になるので、エンジンストップ。
奈良にはあまりない、人々の生活の臭いのする風景。道幅は完全1.0車線のところもあり、府道ではなく私道クラス。
(写真は逆方向で撮影)
阪急京都線のガードをくぐる。その先に見えている茨木高校前で一方通行が終了。右折する。
狭い一方通行区間が終了したら途端にヘキサが現れた。やはり体裁しているのだろうか。右に見えているのが阪急京都線。
r19(阪急茨木市駅とJR茨木駅を結んでいる)と交差した。右折する。正面は商店街になっている。
阪急茨木市駅前にでた。駅前府道が通過する最後の駅だ。バスも含め車の往来が激しい。
安威川の支流、藻川を渡るとゴールはすぐそこだ。R171 と交差し、直進する道は r46 茨木亀岡線となる。
R171 を京都側から大阪側へ向いたところ。r15 は「茨木市街」となっている。