R308 西区間(暗峠)

暗峠(くらがりとうげ)のレポートは Web 上にも数多く公開されているので、特にやらなくてもいいかと思ったのだが、ついでなので記しておくことにした。レポートは奈良方から大阪方に向かって記している。

暗峠 2006 はこちら

地図01
出発地点は近鉄南生駒駅にしようと思うが、ここは本当にややこしい。駅から少し離れた場所に立派な片側1車線+歩道のついた道路があり、現在これが R168 になっているが、もともとの R168 は駅前の路地みたいな細い道だった。とても R168 と R308 の交差点とは思えなかったのだが、今はこうなっている。

小瀬橋西詰(南生駒駅の対岸)から先しばらくは西(大阪方面)行き一方通行で、「自転車を除く」だから自動二輪・原付も対象である。R168 との交差点はこんな感じになっている。

写真01
( R168 王寺方面を向いて撮影 )

写真02
(南生駒側から大阪方面を向いて撮影)

ここから徐々に登り始めていくことになる。小学校のある昔からの集落を抜けると住宅地造成が盛んに行われていて、小瀬のような大きな変化が訪れる日も遠くないようだ。振り返れば、矢田丘陵への登り道を望むことができる。

地図03

斜面にある集落を抜けると、突然木立の中へ急勾配で登りはじめ、右コーナーをきるとえらく立派な道が現れる。大阪側から下って来るとT字路なので迷うかも知れないが、右が R308 である。

写真04

住宅地の開発に関連して、ここをまっすぐ下りる道を作る計画があるのかも知れない。しかし、500mもいかないうちにやっぱり貧弱な道に戻り、また500mほどいくとセンターラインが現れる。全国の酷道でよく見られる現象だ。しかし、奈良側の登りはもうここまでくれば大半は終わっている。振り返れば、さきほどよりも高いところにいることはわかる。

写真05

そして、信貴生駒スカイラインが頭上をこえた先が暗峠で、大阪府への入り口になる。ここの写真はあちこちに載っているのであえて掲載しないでおこう。これもまた有名な話だが、頂上(府県境)付近は石畳である。ハイカーには風情があって喜ばれるかも知れないが、二輪車には最悪である。微速前進できりぬけた。

写真06 坂を下るとすぐ立派な道路が斜めに交差するが、これは R308 ではない。貧弱な方の道が正解の酷道である。

別にカメラを斜めに構えているわけではなく、急勾配(右の道は上っていて、左の道は下っている)のためアングルが妙なのだ。ハイカーが歩いている道が国道の大阪方面だ。

写真07ここから先がいよいよ連続急勾配区間で、車の離合ポイントはほとんどない。しかも側溝があって結構深い。実は取材当日、FFのミニバン(奈良方面行き)が対向車に出会って左2輪を脱輪していた。昼間だったので付近の通行車両に乗っていた人で車を押し上げ脱出できたが、夜間走行して脱輪するとどうにもならないし、下手に触って車が勝手に坂を暴走する危険もある。他山の石にしなければなるまい。

写真は梅で有名な枚岡公園を抜けたところでもう住宅地になっている。大阪側は勾配が急なぶん見晴らしはよい。

写真08
さすがに住宅が増えてくると、行き違いできないのでは話にならないし、激しい急勾配のため、本道のR308は大阪方面行きの一方通行に指定されている。途中には凍結警告のための電光掲示板(写真)があったが、ここで凍結しているならもっと上は確実に凍結しているわけで、冬の朝は峠越えできないと思った方がよいだろう(個人的には、秋の落ち葉の季節もやめた方がいいと思う)。

さらにこの先には、ブラインドコーナーの先で地元の方が車を出し入れしているときに警告するランプなるものもあった。一番苦労が多いのは地元の方に違いない。

一方通行区間の終了地点はちょうど近鉄奈良線と交差するあたり。ここまでくればあと一息。常識的な下り勾配を進めばR170 旧道の箱殿(交差点名の標識でローマ字は HAKODONO になっているが、実際には HAKODO が正しいらしい)だ。直進すれば r702-r15 となりさらに玉造を通り、心斎橋で御堂筋にぶつかったところが R308 の起点ということになる。ただ、地図の上では新石切駅前−深江橋間はR308は中央大通に浮気している。


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