■ (草津駅−)三雲駅−亀山駅(西日本JRバス)

旧国鉄バス亀草線は、全国に路線を持っていた国鉄バスの中でも開業が早かった路線である。ある休日の昼に貴生川駅で(JRバスを間に使うと鉄道線は運賃通算という国鉄時代からのルール[注]を知らない駅員相手に)バス乗り継ぎキップを発行してもらい、隣の三雲駅から亀山行きに乗車。途中、近江土山駅(バスの操車場がある)で時間調整したあと、国道1号線鈴鹿峠を下って関に到着。運転手さんに断って、ダッシュして下りディーゼルカーに乗り継いだ。

その後バスはどんどん減便され、最後には亀山を朝に出る片道1本のみが残っていたが、2000年頃廃止されたようだ。

[注] 現在このルールは、西日本JRバスの倉敷−茶屋町間以外には適用されないはず。

木之本駅−敦賀駅(西日本JRバス)

柳ヶ瀬トンネルで有名な、一部廃線敷を利用した専用道路を通っていた路線。木之本駅から、いすゞMR(丸型車体)で運ばれた。トンネルはもうすでに一般道路化されていて、交互信号が取り付けられていた。噂通りかなりの距離があり、途中に待避所が設けられている。

のち、トンネルを通過する峠部分が廃止となり、現在は自家用車でしか探訪できない。

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