つぎはぎで形だけ主要道 奈良・京都r47 天理加茂木津線
(3) 旧:大柳生加茂線区間(大柳生−府県境)
しばらくはこのような整備済みの快走路が続く。少し北の r173 の荒れようとはえらい違いで、r33 連絡路としては圧倒的にこちらをお薦めする。
センターラインがあるのは須川貯水池の横あたりまで。この青看は実際の交差点よりかなり手前にある。
T字路を右折しすぐに見通しの悪い交差点になる。r47 はここから r33 奈良方向へ重複区間に入る。
しばらくすると結構な上り勾配になる。道幅は広くないがこの区間は交通量が多い。
小さな峠を越えて下り切った所。分かりにくいがここから右へ r47 が単独分岐する。ヘキサもあるのだが、木の影に隠れてしまって全く役に立っていない。
のどかな農道風情になる。その先に見えているT字路は何も標識がないが左折が正解。
北村町の集落を抜けると 1.0車線の上り坂になる。集落外は交通量が少ないからいいものの、どう見ても主要道の風格はない。
冗談抜きで1.0車線なのはこれをごらん頂ければお分かりかと思う。この日は祝日で、運の悪い対向車が延々バックをしていて、この白のセダンがじりじりと前へ進んでいるところ。
この先から京都府に入る。が、ちょっとまった。今のところを振り返ってみると…。
左に向かう立派な道(実際大型トラックもみかけた)は県道ではなく、沿線の工場へ入る道と、府県境を縫うようにしてゴルフ場へ出る道であり、県道ではない。
ということは、右側のヘロヘロ道が県道である。
(この写真は逆方向を見て撮影)
そのヘロヘロ道。うん、たしかに埋もれそうになりながらではあるが、一応ヘキサは存在する。で、その先はどうなっているかというと。(別にその先が白く霞んでいるのは演出ではありません。たまたまです。)
(この写真は逆方向を見て撮影)
これを左に行くというのである。右はダートなので冷静に考えれば私道なのだが、それにしても…。ナビに騙されて連れてこられたドライバーはお気の毒である。さらに言うなら、対向車に出会って延々バックさせられたさっきの車はいよいよもって気の毒だ。
(この写真は逆方向を見て撮影)
と、撮影している最中にも間違って私道に突っ込んだ車がバックしていた。ナビや地図には私道は書かれていないので余計にややこしいのである。
府県境の話はこのへんにして、次からは京都府に入る。
(この写真は逆方向を見て撮影)